資産運用を始めてから半年経ったので、一度自分の運用方針を見直したいと思います。
簡単にまとめると
自分のお小遣いで買う個人口座、家族のお金で買う家族口座で方針が違います
- 個人口座:高配当株(米国株を中心)のみ
- 家族口座:配当金をもらいながら総資産額の増加
- 個人口座:高配当株(米国株と日本株を中心、英国・豪国も)のみ
- 家族口座:総資産額の増加が中心。配当金もお小遣い程度で貰えるように
つまり、特に大きくは変わらないです。
違う点は、
- 米国株オンリーだけでなく、配当株の国際分散を以前よりも強く意識する
- 総資産額の増加のために、今はハイテク株なども買う
の2点です。
基本的な方針は特に変わらないのですが、理解が深まったことや細かいことで気づけたことはあります。
- 総資産額を増やすキャピタルゲイン狙いの投資は上手くいくと増え方が凄い
- 高配当株は細かく利確してくれるので安心感が強い
- 為替の影響が無視できない程にあるので、日本株やJREITから受け取れる配当金・分配金の割合も高める
- 税金が高い。米国株だけでなくイギリスやオーストラリアのADR株もしっかり含めたい
- 決算書を読めるようにしたい
- 市場が買いたい株を先回りして想像できるようになりたい
- チャートを読めるようにしたい
- 税金制度を理解したい
また、家族や仕事の環境が変わればインデックス投資のみ等の方針転換は十分にありえます。
以降では、まず、投資を始めたばかりの頃に考えたことや個人口座と家族口座を分けていることになったことを振り返ります。
その後に半年間で気づいたことを書きます。
なので以下の目次の中の【2020年8月での方針】がこの記事の本題となります。
投資を始めたときに考えた方針
ます、私が投資を始めるときはリベ大のYouTubeを参考にしていた影響もあり、基本的な投資の考え方は両学長やこびと株さんの考え方に影響を受けています。
つまり、高配当投資が基本です。
このときは、投資が実際にどんなものなのかわからなかったので、最悪、投資した金額が全部0になっても問題が無いように自分のお小遣いしか使わないと決めていました。
初めて株を買ってから数日後、コロナショックによる市場全体の状況が悪化していきました。
投資を始めたばかりの私にとって買う度に含み損がでる状況でしたが、いかんせん始めたばかりなので傷も浅く、凹むどころか日に日に高配当株と呼ばれる銘柄が増え続ける、随分と楽しんでいました。

毎日がバーゲンセールやん!
このとき、
せっかく配当金をもらうなら毎月欲しいな
と思い、米国株を中心に毎月配当金を受け取れる & セクター分散がしっかりするように調べながらちょくちょく買っていました。
もちろん、SPYD・VYM・HDVなどは調べてありましたが、どれも3の倍数月しか分配金がもらえなかったので、個別株を中心に調べていました。
一ヵ月もすると、どの銘柄も一番底に近い価格だったこともあり、今の状況で少しでも多くの株を買いたいな、家族の口座で貯金していた現金も使いたいな、、って思うようになりました。
2020年3月10日に、投資に懐疑的な妻に相談して
- この10年で株価が今ほど安くなっていることはほとんど無い
- 毎月貯金できている金額の半分以下の6万円で投資をしたい
- VYMとSPYDがコロナショック前の価格に戻ったら直ぐに終わり。戻らなくても一年分(72万円)の金額を上限とする
という約束の下で妻から投資OKが出ました。
このような状況もあるので、家族口座での運用は
- VYMでキャピタルもインカムも狙い、
- SPYDで貰える配当金を増やす
の方針にして、約束の一年が過ぎても投資を続けることを妻に嫌悪されずにしたいと考えました。
2020年8月での方針

本記事の最初に書いた通り、個人口座・家族口座ともに投資方針に大きな変化はありません。
これからは半年経って気付いたことを書きます。
個人口座
後述しますが、家族口座で総資産額を増やすためにVYM以外にもハイテク株も買うようになりました。
キャピタルゲイン狙い投資の凄さを身をもって体感できましたが、その売却のタイミングの難しさと売り時を逃したときの後悔に比べると、定期的に売却せずに利確してくれる高配当投資の安心感は圧倒的だなって思いました。
なので、これからも個人口座は高配当投資のみで良いかなって思ってます。
もし全力でキャピタルゲインを狙いたいタイミングが来れば、私の場合はお小遣いを家族口座に入れて、そっちで投資すれば良いですからね。
投資を始めた頃と比べて、高配当投資の中でも考え直したことが1つあります。
最初は米国株のみでポートフォリオを構成しようと考えていましたが、どうも日本株の配当金を含めた方が年間受け取り配当金が早く増えることに気づき、為替の影響って思っていた以上に強いんだなって理解できました。
今は配当貴族・増配銘柄の米国株だけでなく、三菱商事とかの日本株やJREITも買うようにしています。
こういう考えの変化もあり、保有している銘柄の種類も多くあり、実質的に自分でETFを構成している状況になりつつあります。

個々の株価が下がってしまっても、損出しとかで節税対策のために売却すれば良い
ただ、自分でETFを点検・再構成する実力は今のところ無いので、これからは決算書やチャートをしっかり読めるようになって資産を守れる力を着けたいなって思ってます。
家族口座の方針
この口座での投資を始めて3ヵ月が経つ6月に、ふと【VYMで総資産額を増やす】という考えは方針に沿ってるのか?と疑問に思い、ハイテク株も買うようになりました。
ちょうど個人口座で保有している銘柄のセクター分散の点でも、ハイテク株が占める割合が極めて少なかったので、ちょうど良いかなって思い、6月末からMSFTやDOCUを買い始めることにしました。
この時期はDOCUの株価が一日で10%近く増えたこともあって、正直見向きもしていなかったキャピタルゲイン狙いの投資に対する考えを改めることになりました。
ただ、ちょっと調子に乗ってしまい、7月20日にTSLAを買ったところ、そこが直近の天井で・・・数時間後にはDOCUで稼いだ分の利益が全て無くなるほどに株価が一気に落ちました ;(
キャピタルゲイン狙いの投資を始めたのが遅かったのが主な原因な気がしますが、この方針では利確のタイミングが難しいなぁ~と痛感できた良い経験です。
そうは言っても、私が動画を見ているチャート分析をしているユーチューバーの方々は皆さん【昔は逆張りの投資戦略をしていたが、リーマンショックを経験して順張りの投資をするようになった】とおっしゃっていたので、トレンドに乗る投資とキャピタルゲイン狙いの投資も頑張った方が良いかなって思い、これから勉強していく予定です。
まとめ

個人口座・家族口座と分けて方針を立てていますが、要は
- 配当金を貰うことで自分年金作りと市場にい続けるための基礎を作り、
- 米国株でキャピタルゲインを狙って総資産額を増やす
と考えてます。
投資方針の分散ですね。
あと、トレンドに乗る投資をするためにはスウィングトレードや信用取引の技術を身に着けないとダメかなって思うので、この勉強が今後の課題ですね。
最後に、もし家族が増えたり、仕事の内容が大幅に変わったら個別株投資なんて辞めてインデックス投資のみに切り替える可能性はあります。
今回は、DINKS共働き夫婦が投資を始めて半年でわかったことのまとめでした。
ご高配を賜りありがとうございました。
sumily(スマイリー)でした!
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